2022-12-12

家出人探しに捜索願は有効? 探偵への相談事例静岡県

■目次
・家出人探しと捜索願
・捜索願を出して家出人を探してもらえるケース-静岡県‐
・捜索願を出しても効果が薄いケース‐静岡県‐
・家出人捜索に関する探偵への相談事例‐静岡県‐
・家出人捜索の探偵への相談ガイド‐静岡県‐
・その他の家出人捜索に関する相談事例‐静岡県‐

家出人探しと捜索願

家族や友人など、身近な人が家出や失踪でいなくなったとき、真っ先に思い浮かぶ捜索の手段は「警察に相談して捜索願を出す」ということではないでしょうか?

しかし、実際にすべての事例で捜索願の提出が最善策というわけではありません。場合によっては捜索願を受理してもらえないケースすらあります。

今回は捜索願の提出が有効なケースや、受理してもらえなかったときの対処方法などについてご紹介します。

※)「捜索願」の名称は平成22年に「行方不明者届」に変更されましたが、本記事では便宜上、「捜索願」として表記しています。

捜索願を出して家出人を探してもらえるケース-静岡県‐

捜索願を警察に提出した後、警察の迅速な対応が望めるのは家出人が「特異行方不明者」に分類された場合のみです。特異行方不明者とは次のように定義されています。

「特異行方不明者」の定義

・殺人、誘拐等の犯罪により、その生命又は身体に危険が生じているおそれがある者
・少年の福祉を害する犯罪の被害にあうおそれがある者
・行方不明となる直前の行動その他の事情に照らして、水難、交通事故その他の生命にかかわる事故に遭遇しているおそれがある者
・遺書があること、平素の言動その他の事情に照らして、自殺のおそれがある者
・精神障害の状態にあること、危険物を携帯していることその他の事情に照らして、自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがある者
・病人、高齢者、年少者その他の者であって、自救能力がないことにより、その生命又は身体に危険が生じるおそれがある者

簡単に説明すると刑事事件への関与や命の危険が予想される場合にのみ、警察は捜索願が提出されると迅速に対応してくれます。

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捜索願を出しても効果が薄いケース‐静岡県‐

警察は原則、民事には介入しないという決まりもあり、「人命に関わらない」と判断されればいくら捜索願が出されていても積極的な捜査を行ってくれません。

また、特異行方不明者ではなく一般の行方不明者と判断された場合では仮に警察が発見したとしても「本人に捜査願が出されていること」と「提出者に対象者を発見した場所」を伝えれてくれるだけで、積極的に保護してくれるわけでもないことに注意してください。

捜索願を提出できる人物
捜索願は家族や親戚などの血縁者、あるいは雇用主、恋人、その他監護者しか提出できません。

知人や友人の場合にはいくら捜索願を提出したくても受理してもらえないので、ご注意ください。

家出人捜索に関する探偵への相談事例‐静岡県‐

『母の失踪』相談者(40代男性)

母がいなくなりました。実家に父と二人で暮らしていたのですが、父から母がいなくなってしまったと連絡が来たため、すぐに父と二人でそこらじゅうを探し回りましたが、どこにもおりませんでした。体力的にもそう遠くへ行けるとは思えないのですが、なぜ見つからないのでしょうか。父と母はとても仲が良く、いなくなる日も特に喧嘩をしたと言うような事情はありませんでした。何がきっかけでいなくなったのかもわからず困惑しております。もしかすると、事件か事故に巻き込まれているのではないでしょうか。非常に心配です。たった一人の母に、何かあったら私は生きていくこともできません。どうか母を見つけてください。お願いします。

家出人捜索を得意とする探偵の見解

近年、不況の影響もあり家出人に関する相談は増加傾向にあります。警察に届出を出せばデータベースへの登録をするので全国に手配してくれます。ですが積極的な捜査に期待ができるケースは自殺の可能性が高い場合や、事件事故に巻き込まれている可能性が高いと判断された場合です。事件性がない、もしくは低いと判断された場合は積極的に捜査に期待できないでしょう。そのような場合は家出人捜索のプロの探偵に依頼をすることをおすすめします。相談は無料なので先ずは相談しましょう。

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